2014年12月1日

DMAT訓練に参加しました。

11月22日~23日、熊本大学病院DMATとして、九州ブロックの緊急消防援助隊/DMAT訓練(於:久留米筑後川河川敷)に参加しました。集中治療部からは鷺島隊員が参加いたしました。
 災害現場は8種類の災害を想定し、当DMATは家屋倒壊現場の救護所活動を担当いたしました。この訓練は毎年11月に開催されています。有事に備え、十分に準備して減災に努めたいです。


















2014年11月27日

第9回熊本人工呼吸セミナーが開催されました。

去る10月25日第9回熊本人工呼吸セミナー(於:くまもと森都心プラザ)が開催されました。今回も好評をいただきまして、熊本を中心として熊本内外から450名程度の参加を戴きました。熊本大学ICUからは鷺島医師が「人工呼吸療法の基礎知識」、田中看護師が「人工呼吸療法中の看護」のテーマで発表いたしました。近年は早期リハの有効性が支持されている関係か、理学/作業療法士の皆さんの参加が目を見張ります。今後とも安全で有効な人工呼吸療法の発展、啓発に努めて参りたいと思います。



2014年11月14日

アミカシン(AMK)吸入療法の治験ミーティング(INHALE 2)に参加しました。

11月8~9日、大阪市で開催されたアミカシン(AMK)吸入療法の治験ミーティング(INHALE 2)に参加してきました。AMK吸入療法開発の経緯、組み入れの状況、今後の展望・問題点などについて英語でディスカッションされました。グラム陰性桿菌による肺炎に対して、AMK吸入療法は安全かつ有効な方法です。熊本大学病院集中治療部は当治験の参加施設であり、今後の組み入れに努力して行きたいです。


約14万個のLEDで輝く6代目道頓堀グリコサイン


2014年11月10日

第42回日本救急医学会総会(於:福岡)に参加しました。

第42回日本救急医学会総会(於:福岡)に参加してきました。鷺島医師は、「難治性ARDSに対して長時間の腹臥位療法が奏功した1例」についてポスター発表いたしました。Severe ARDSに対する長時間の腹臥位療法はベルリン定義の提唱以来、推奨度の高い治療です。しかしどの施設でも気軽に行える治療では決してなく、熟練が必要であり、看護師の協力が不可欠です。質問は腹臥位療法の実際について多く戴きました。

2014年10月9日

移植医療推進市民公開講座を開催

10月4日荒尾市総合文化センターで開催されました市民公開講座にて、「脳死を正しく理解する」というテーマで”脳死状態いってどんなこと?”を講演してきました。実際、脳死の方をご覧になる機会はほとんどないと思います。しかし臓器提供の前提には、脳死状態を医学的に正しく理解していることが重要です。そのうえでみなさまひとりひとりが自己決定をしていただきたいのです。

2014年10月6日

第52回九州麻酔学会(北九州市開催)で、小寺厚志(助教)が学会賞(最優秀演題賞)を受賞しました。

2014年9月6日(土)に福岡県北九州市で開催された第52回九州麻酔学会において、当教室の小寺厚志(助教)が口演発表した「舌圧測定による人工呼吸管理後の誤嚥リスクの評価:3症例の報告」が、最優秀演題に選ばれて、学会賞を受賞しました。
舌圧測定は、嚥下機能評価法の一つでありますが、人工呼吸管理後の嚥下機能評価を舌圧測定器で評価した報告は他になく、その新奇性と将来性が高く評価されました。
今後も、症例を重ねて研究を継続し、近い将来には、英文論文として投稿予定であり、今後の進展に期待されます。


実践敗血症治療塾を開催

8月28日木曜日、ホテル日航熊本にて「夏休み、実践敗血症治療塾」を開催しました。 旭化成ファーマ社との共催講演会でしたが、おかげさまで110名もの先生方や薬剤師さまにご参加賜り、多くのご好評の声をお聞きすることができました。 順天堂大学浦安病院救命救急センター准教授、井上貴昭先生によれば、急性期DICスコアの便利さ有用性とアンチトロンビン製剤、さらにリコンビナントトロンボモジュリン製剤の効果(Intensive Care Med(2013) 39;644-652 by Yamakawa K. et al)を強調されました。

<参考論文>

ウェブサイトを公開しました。

熊本大学付属病院集中治療部の公式ウェブサイトを本日より運用開始いたします。当部の先生方や看護師などから、様々な情報をお知らせする予定です。どうぞご期待ください!