ローテーター(修練医)募集
当分野・部門では、半年から1年ぐらいの期間、大学病院の医員として、スタッフととも に集中治療にあたる医師(ローテーター)を募集しています。 現在、各診療科・部門から8名のローテーターの応援をいただいていますが、医師不足の今日当部門においても例外ではなく、慢性的に人手不足の状態が続いています。 集中治療に興味をお持ちの方、全身管理で困った経験をお持ちで最新の理論や手技を知りたい方、on・offがはっきりした勤務をお望みの方、理由は何でも結構です。 気軽に集中治療の扉をたたいてみませんか?集中治療部修練医 募集要領
資格
特別な資格は必要ありません。勤務時間
日勤 :午前8時30分から午後5時15分まで夜勤 :午後5時00分から翌日午前10時30分まで
日夜勤:午前8時30分から翌日午前10時30分まで
週40時間を限度とし、勤務時間外の呼び出しは一切ありません。
給与
熊本大学における医員待遇です。勤務内容
ICUスタッフ医師の指導の下、入室患者の全身管理を行います。参考として以下にローテーターが習得することが望ましい疾患・手技・治療をあげます。ご応募、ご質問等は電話またはお問い合わせフォームよりお願いいたします。
習得が望ましい疾患・手技・治療
疾患
□ セプティックショックの治療-SSCガイドラインを理解し、行える□ 脳低体温療法-急速な低体温の導入と安全な復温が実践できる
□ 重症急性膵炎の(新)ガイドラインを理解している
□ 心臓血管外科術後管理を理解している
□ 食道癌術後管理を理解している
□ くも膜下出血患者の周術期管理を理解している
□ 重症熱傷の管理を理解している
□ 生体肝移植後の管理を理解している
□ 意識障害の鑑別診断ができる
手技・治療
□ 鎮静のスケールとしてRASSで評価できる□ 意識レベルのスケールとしてGCSで評価できる
□ 基本的な鎮静薬(propofol,midazolam,dexmedetomidine)を使用できる
□ 気管内挿管の適応、手順を理解している
□ SBT(自発呼吸トライアル)による人工呼吸器からの離脱を理解している
□ 人工呼吸器の使用前点検ができる
□ 基本的な換気モードを理解し、設定できる
□ ALI/ARDSの診断ができる
□ 肺保護戦略を理解し、実践できる
□ 動脈圧ラインの準備と確保ができる
□ SvO2、ScvO2の臨床的意義を理解している
□ 肺動脈カテーテルの情報から血行動態を把握し、治療方針を立てられる
□ 中心静脈カテ挿入の手順、合併症を理解し、安全な挿入ができる
□ 気管支鏡検査(準備、実践、使用後の洗浄)ができる
□ 抗菌薬の使い方(PK/PD理論、狭域化)を理解している
□ 血液培養の採取方法、手順を理解している
□ ACLS(VF,VT,PEA,Asystoleの治療アルゴリズム)を理解し、実践できる
□ SIRS、Sepsisを診断できる
□ SOFAスコアを理解している
□ 急性期のDIC基準を理解している
□ 消化管術後の輸液療法を理解している
□ 開心術後、大血管手術後の輸液療法を理解している
□ 侵襲期の栄養のアセスメントと実践ができる
□ 適正な血糖管理を実践できる
□ CHDFの適応、中止基準を理解し、実践ができる
□ 頭蓋内圧モニターの臨床的意義を理解している